フォト

L.Aつながりのリンク

  • ここびのキッチン @クックパッド
    レシピサイトクックパッドにレシピを載せ始めました・・・
  • etsy
    手作り品の販売サイト、etsyにlacoco920という名前で出品しています。
  • アトリエ
    手作りのレシピサイトにcocobeebooksが出張しています。
  • 吉田屋日本百貨店
    cocobeebooksがL.Aを舞台に、自分の体験を元にした小説を書いています。L.Aの日本人の様々な人生と、それぞれの決断。楽しく読めて、何かを得られる物語です。
  • 灰色の雨にうたれて・・・
    19歳で渡米、ブルースドラマーとして活躍するkunioさんの自伝。ゆるいイラストと硬派な文章が絶妙に面白いです。やればできる!という勇気がもらえるブログ。
無料ブログはココログ

« パサデナフリーマーケット | トップページ | 石けん作り・1 »

2011年6月 7日 (火)

猫を抱いて象と泳ぐ 2011年1月13日読了

唇に脛毛の生えた男、リトル・アリョーヒン。

盤上の詩人とうたわれたアリョーヒンの名を冠した彼の

チェスの記録はほとんど残っていない。

表舞台に現れず、

ひたすら「盤下」の詩人に徹した彼の生涯とは・・・

「博士の愛した公式(数式だっけ?)」

の作者の本。

上記の本もそうだけれど、

記憶や、命、つながり等を失う中での輝きであるとか、

そこでかえって得ていくものについて丁寧に書いている人だなあと思う。

失う事がいいことである、とか悪いことである、

というような一元的な見方ではなく、

あくまでそこから生まれてくる事柄や心情などを、

まるで近くでつぶさに観察してそのまま書いたような

静かな静かな文章。

それなのに、ぐうっと引き込む力の強さ、底の深さと魅力。

あっという間に読んでしまいました。

そして、読んだ後、しばらく言葉が出てきませんでした。

口から飛び出す言葉より、物語中の沈黙のなんと雄弁なこと!

あたしって、普段どんなにおしゃべりなんだと思いました。

しんとして、きれいで、そこはかとなくファンタジックな香りの漂う物語です。

猫を抱いて象と泳ぐ Book 猫を抱いて象と泳ぐ

著者:小川 洋子
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する


« パサデナフリーマーケット | トップページ | 石けん作り・1 »

本(読み応えのある物語系)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1469868/40300859

この記事へのトラックバック一覧です: 猫を抱いて象と泳ぐ 2011年1月13日読了:

« パサデナフリーマーケット | トップページ | 石けん作り・1 »

2015年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30