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2011年9月14日 (水)

シュガータイム 2011年6月19日読了

子どものからだのまま、成長を止めてしまった義理の弟、

ある日からぱったり連絡をくれなくなった恋人。

順調に見えた生活のわずかな綻びによって、

主人公はその食欲に異常をきたす。

体の変化はまるでないのに、食べる量が奇妙に増えていく・・・

彼女はその日一日食べたものを、ノートに記していくことにした。



小川さんの物語を読んでいると、

人というものは、静かに、淡々と生きているようで、

でも、貪欲にしたたかに、自分だけの幸せというか、

自分だけの人生の「道」のようなものをを追求しているものなのかと思う。

お互いへの優しさや愛情はもちろんあるけれど、

最終的にそれを裏切る事になっても、

自分の道を歩いていく、というより、

歩いていくしかない、というか・・・

誰かのために人生を捧げる、という言い方もあるが、

それも究極に言ってしまえば、その人生を自ら選択して、

その道を自ら歩いていると私は思う。

人は孤独である。

絶望の時も、誰かの救いの手があろうと、

結局は自分で這い上がるしかない。



小川さんの物語は、独奏が集まった不思議な合奏曲のようだと思う。

孤独な人達が集まって、一人ひとりが自分のメロディーを奏でているのだけども、

全体を見渡してみると、

ばらばらに見える1つ1つの旋律が絶妙に組み合わさって、

一つの美しい音の重なりになる。



これまで小川さんの本を読み続けてきたが、

今度は小川さん、その人自身に興味を持った。

こんな美しい物語をたくさん生み出せるのはどんな心だろう?

シュガータイム (中公文庫) Book シュガータイム (中公文庫)

著者:小川 洋子
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