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カテゴリー「本(さらりと読める物語系)」の19件の記事

2012年2月 6日 (月)

ドラママチ 2011年10月1日読了

「ワカレマチ」や「コドモマチ」などのタイトルが集まった短編集。

主人公の女性達は皆30代から40代。

皆、人生の何かに失望し、何か別の物を待ちわびている。

読んでいて、そこはかとなく切なくなった。

もっと思い切って、もっと正直に生きてもいいのになーと。

何か違う物を待ちわびていながら、それを変な風というか、

小出しにしかできなかったり、表現を間違えてしまったりして、

おかしな方に行ってしまう。

最終的に、今の自分に幸せを見い出す人も居るけれど・・・

なんだろう。

もっと皆、自分に自信を持ったらいいんじゃないのかな・・・

心の中でぐるぐるして、空回りしちゃうのはあたしも一緒だから、

余計やきもきしてしまうのかもしれない。

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2011年11月23日 (水)

謎のギャラリー 特別室 2011年8月13日読了

古今東西の著者、今昔、種類も様々な短編が集められた本。

他にもいろいろ出てるみたい。

警察の防犯訓練で、訓練から逸脱した作戦を繰り広げる犯人役に振り回される警察の話、

ネズミ捕りに向かった男が、ネズミに捕らわれてしまう話、

世話をしていた猫が轢かれてしまったのをひたすら観察する話、

身分を隠した王妃とのつかの間の恋の話、

雨の日に人妻と一つ屋根の下で過ごす事になった男の妄想の話、

引っ越した先の謎の肖像画から、そこで起こった殺人事件を推理する話・・・

等々。

好きなのは、防犯訓練のと、肖像画のやつかな・・・

巻末に、何人かの著者に事前確認ができなかったから読んだら連絡をください・・・みたいなことが書かれていて、それが興味ふかい・・・

一体どんな経緯で作られたんだ。

謎のギャラリー特別室 Book 謎のギャラリー特別室

販売元:マガジンハウス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

2011年11月20日 (日)

プツン 2011年8月11日読了

30代半ば。

何不自由ない結婚生活を送る一人の女性。

人気お笑い芸人との恋に落ちた事で、激動の人生が始まる・・・

あらすじを話せばちょっと泥沼っぽいけど、

関西弁で語られるせいか、関る人々がどこが突き抜けているせいか、

(なにしろ、不倫がばれても主人が怒らないばかりか、

 スキャンダルで家にいられなくなった芸人を自分の家に匿ったりまでするのだ)

同じ出来事でも、受け取る人間によってここまで変わるものか。

書いてあることは生々しいのに、

ちょっと落語っぽいようなおかしさ。

他に2編の作品。

最後の語り口調の話は、

著者自身の物語のような気がする。

「書くこと」によって、人生の光を見い出す一人の女性。

人間だれしも、一遍の小説を書けるような人生を送るとどこかで聞いたことがある。

著者自身の中にある「物語」が凝縮されたような作品集である。

リンクはありません・・・

気になる人は、検索、検索☆

2011年11月 8日 (火)

仰天旅行 2011年7月30日読了

安いチケットを取ったばっかりに・・・

時期を外したばっかりに・・・

こういうちょっとのボタンの掛け違えで、

天国にも地獄にもなる旅行。

楽語調などの軽妙な語り口のものも織り交ぜながら、

爆笑、あるいは苦笑しつつ、ちょっとどきっとする仰天旅行の数々。

フィクションなんだけど、

多分、こういう旅行をするはめになったひと、いるんだろうな。

著者の経験もあるかもしれない。

出不精なわたし。

幸い数少ない旅行の中で大変な事は起きた記憶はないのですが、

作中のトラブルが発生したときに、わたしならどうしよう・・・

と本気で考えちゃいました。

仰天旅行
Book
仰天旅行
著者 景山 民夫
販売元 実業之日本社
定価(税込) ¥ 1,680

2011年10月29日 (土)

高円寺純情商店街 2011年7月24日読了

学生の時、国語の教科書でこの人の話を読んだ思い出がある。

タイトルは「五月蝿」。

おかげで、五月に成るとこの話を思い出して、

作中の下りに「五月蝿い」って書いて「うるさい」って言うところがあるんだよね・・・

なんて、思い出していた。

その人の、小説。

東京下町の商店街、たぶん戦後しばらくたったころが舞台。

乾物屋の一人息子の正一と、

商店街の人々の暮らしがユーモラスに書かれている。

で、「あれ?この話読んだ事がある」と思ったのが、

「六月の蝿取り紙」。

きっとこの話を教科書で読んだんだと思う。

タイトルの月も違えば、「五月蝿い」と書いて「うるさい」なんていうくだりもなかった。

マッチしてるのは、「蝿」のみ。

人の記憶ってものすごいテキトウだ・・・

授業でやっているときは、

「さあ、なぜここで父親に対してにやっと笑ったのでしょう」

なんていうどうでもいい問題を解いてたけど、

大人に成ってから読むと、なんとも味があっていいなぁと思う。

なんだか国語の読解問題って、

重箱の隅をつっついて、著者の意図を邪推するような感じだよね。

そんなことしないで、そのまま味わえばいいんだろうに。

個人的には、話も面白かったけど、巻末にある、商店街の店の紹介が面白かった。

売れてるかわかんないのに続いてる店とか、

店番がおじさんのときだけだとおまけしてくれる店とか・・・

小さい時はあったなぁ、そういうおみせやさん・・・

高円寺純情商店街 (新潮文庫) Book 高円寺純情商店街 (新潮文庫)

著者:ねじめ 正一
販売元:新潮社
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2011年10月26日 (水)

まぶた 2011年7月19日読了

ショートストーリー集。

なんとなく、夢を下敷きにしたよう。

突然脈絡もなく物語が起きて、

その原因も結果もわからないまま、突然終わる・・・

ただその結論を書いてしまえば普通に出来事を書いただけ、

となりそうだけど、

その劇的な終わり方が幻想的な雰囲気を作っている気がする。

なにかを失った人、

どこかが欠けている人・・・

彼女の物語にはいつもこういう人が出てくるが、

飽きたなーって思わないのは、

彼女の紡ぎだすそれらの「欠落」たちそれぞれが、

それぞれ異なった圧倒的な量の背景(語られない事が多いけれど)を背負っているからなんだろうか・・・

まぶた (新潮文庫) Book まぶた (新潮文庫)

著者:小川 洋子
販売元:新潮社
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2011年10月25日 (火)

妊娠カレンダー 2011年7月19日読了

姉の妊娠の観察、

古ぼけた寮、

学校の給食室を眺める親子・・・

淡々と進む物語たち。

彼女は小さな物事をよくよく観察しているなと思う。

皆が普通に見て、通り過ぎることやものを、

まるで虫眼鏡や顕微鏡で見るようなかんじ。

妊娠カレンダー (文春文庫) Book 妊娠カレンダー (文春文庫)

著者:小川 洋子
販売元:文藝春秋
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2011年10月13日 (木)

ガリレオの小部屋 2011年7月16日読了

初めてこのひとの本を読んだ。

冒険ぽいもの、ミステリー仕立ての、ファンタジー・・・

といろんな短編が入っている。

直前の話と同じと思って次の話を読むと、びっくりする。

心があたたまるものは少しだけ。

心がぽいっと虚空に投げ出されるような感覚を味わうものも多い。

なんだか、現実のすきま、

「普通」と「異常」の境目に足を踏み入れてしまったような感じの話が多いかな・・・

それも、ネガティブの方に・・・

でも、現実に、こういうすきまって沢山転がってるんだろうな・・・

ガリレオの小部屋
Book
ガリレオの小部屋
著者 香納 諒一
販売元 実業之日本社
定価(税込) ¥ 1,680

2011年9月 4日 (日)

武士道セブンティーン 2011年5月23日読了

以前、この続編で完結編の「武士道エイティーン」を読んで、

他にも読みたい!と常々思っていたところ、

ついに図書館で発見。

「エイティーン」の前とくりゃ、

そりゃ「セブンティーン」でしょうな。

同じ高校で剣道ををしていた女の子香織と早苗。

早苗が転校することになって、その先があろうことか、

香織の因縁の相手のいる強豪校であった・・・

という話。

今回も、白・赤(剣道の赤旗・白旗に因んでいるんだろうと推測)、

の2本のしおりがついていて、

交互に著される香織と早苗の物語を、

ページの順番に読んだりも、

一人の物語を一気に読んだりもできる(ようにしているんだろうと推測)という粋な仕掛け。

こういう、1つの事柄を2つ(もしくはそれ以上)の視点から書くという物語を読むと、

本当に、体験する人の数だけ「事実」は異なるものだし、

それだけその記憶も違ってくるんだなと思う。

他の人のことを完璧に分かって、

その人と同じように物事を捉え、感じるなんて事は、

ほぼ不可能なこと。

でも、たとえこれが創作の物語だとしても、

時折2人がぶつかって、本音で語り合う時に、

異なる思いを持った異なる人間がまじり合うスパークというか、

ああ、やっぱり分かり合うっていいよなぁ、

なんてうなずいてしまったり。

香織と早苗、まったく違う言葉遣いと、性格なんですが、

とくに早苗なんて、よくそこらへんにいそう。

その2人の女子高生を書いているのが、男性の作家さん。

(だよね?男の人の名前なんだもん)

よく観察してるなーと思います。

武士道セブンティーン (文春文庫) Book 武士道セブンティーン (文春文庫)

著者:誉田 哲也
販売元:文藝春秋
発売日:2011/02/10
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2011年7月24日 (日)

ブラフマンの埋葬 2011年2月7日読了

芸術家たちが滞在する「家」を管理する主人公はある日、

傷ついて迷い込んだ動物を発見する。

ブラフマンと名づけられたその動物と彼、

そして家にやってくる芸術家たち、

町の住人たちの日々。

埋葬、というタイトルからしてラストを覚悟をして読んだ。

ブラフマンは、たぬき?かわうそ??

どんな動物なのか、最後までわからない。

でも、物言わぬ動物の感情表現(と、人間は錯覚してるのか)や、

その動きが、動物好きな人なら「わかるわかる!」と、

ちょっと微笑みながら読んでしまう描写が多数。

小さい頃、車にはねられて死んだ愛犬を抱いて、

大泣きで近所を歩いたのを思い出した・・・

なんで、彼らはこんなに人の心の奥に入り込んでくるんだろう。

掛け値なしで信じて、信じてもらえる存在がほしくなった。

ブラフマンの埋葬 Book ブラフマンの埋葬

著者:小川 洋子
販売元:講談社
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